2024年 5月31日(金)・6月1日(土)・6月2日(日)

会 場
福岡国際会議場
会 長
髙松 泰
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会長挨拶

    • 第49回日本骨髄腫学会学術集会
    • 会 長 髙松 泰
    • 福岡大学 医学部 腫瘍・血液・感染症内科学 教授

    2024年の日本骨髄腫学会学術集会は、「骨髄腫とともに健やかに生きる」というテーマで開催します。

    骨髄腫治療の目覚ましい進歩に伴い、深い奏効に達し、長く奏効状態を維持できる患者さんが増えています。しかし治癒することは難しく、病状が進行・悪化するまで治療を続けることが標準的です。そのため骨髄腫に伴う症状や治療の副作用を抱え、治療を長く続けながら、患者さんは生活しています。骨髄腫の患者さんが健やかに満足した人生を過ごすには、より有効で安全な骨髄腫治療を開発し実施することに加えて、患者さんの身体的、精神的、社会的な苦痛に対して適切な支持医療や社会的援助を提供することが重要になっています。

    CAR-T療法が保険承認され、二重特異性抗体薬など新規治療の開発が進んでいます。免疫微小環境など新たな治療標的の研究や、治療効果や骨髄腫細胞の特徴に基づく層別化治療の研究も行われています。発展する骨髄腫治療の現状と今後について学びたいと思います。病的骨折や骨痛、感染症など骨髄腫に関連した事象が起こると、QOLの低下、骨髄腫治療の延期や中止の原因になるため、適切な予防、治療を行うことが重要です。高齢な患者さんは脆弱性の評価に基づく治療選択、機能回復を目指したリハビリ、栄養管理、生活のサポートが必要です。病院内で多職種が役割を分担し、地域の医療機関と連携して、治療や生活支援に取り組む方法を議論します。

    骨髄腫診療のビギナーからエキスパートまで、職種を問わず、多くの方が骨髄腫に関する基本的な知識および最新の情報を学び、情報交換ができる学術集会を目指します。医師、看護師、薬剤師、リハビリ技師、管理栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種の方の参加をお待ちしています。